ホテルのインフルエンサー活用|宿泊PR投稿の進め方
ホテル・旅館がインフルエンサーに宿泊PRを依頼する方法を解説。招待と有償依頼の違い、宿の魅力が伝わる人選の基準、依頼内容と撮影の取り決め、予約につなげる導線、PR表記などの注意点を紹介します。

「写真映えする料理には自信があるのに、知られていないから客足が伸びない」。飲食店のオーナーから多く聞かれる悩みです。SNSで店を探す人が増えた今、インフルエンサーの投稿は、お店の雰囲気と料理をまとめて伝えられる集客手段になります。この記事では、飲食店がインフルエンサーを活用する方法、依頼の流れ、準備すること、法律上の注意点を、インフルエンサーマーケティング支援「INFULL」を運営する株式会社New Deckが解説します。
この記事の要点

飲食店は、インフルエンサーマーケティングと相性の良い業種です。理由は3つあります。
飲食店が伝えたい価値は、料理の見た目、量、店内の雰囲気、接客の空気感です。これらは文章で説明するより、写真や動画で見せたほうが一瞬で伝わります。InstagramやTikTokの形式と、飲食店の強みが一致しています。
高額な商品と違い、飲食店は「おいしそう」と感じてから来店までの時間が短いのが特徴です。投稿を見た人がその週末に来店することも珍しくなく、効果が早く現れます。
全国的に有名な発信者に依頼しなくても、地域で支持されている発信者に依頼すれば十分に効果が出ます。むしろ、来店できない遠方の人に届いても意味がないため、地域に強い発信者のほうが向いています。
| 形 | 内容 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 来店+飲食の提供 | 食事を無償提供し、感想を投稿してもらう | 新規オープン、新メニューの告知 |
| 報酬+投稿の依頼 | 報酬を支払い、内容や投稿時期を相談して投稿してもらう | 繁忙期前の集客、イベントの集客 |
| 継続的な紹介 | 一定期間、複数回にわたって紹介してもらう | 常連を増やしたい、認知を定着させたい |
いずれの形でも、企業(店舗)が関与している投稿にあたるため、広告であることの表示が必要です。

最も重要な基準です。フォロワーが全国に散らばっている発信者より、同じ市内・沿線で支持されている発信者のほうが来店につながります。普段の投稿で、どのエリアの店を紹介しているかを確認します。
フォロワー数に対して、いいねや保存、コメントが少ない場合、実際に見ている人は多くありません。保存数が多い発信者は「後で行きたい」と思われている証拠で、飲食店とは特に相性が良い指標です。
グルメ系の発信を続けている人は、フォロワーも「店を探すために」その人を見ています。美容やファッションが中心の発信者に依頼するより、来店につながりやすくなります。
高価格帯の落ち着いた店に、にぎやかな大食い系の発信者を招くと、来た客層と店の雰囲気が合わずに後でトラブルになることがあります。普段の投稿のトーンを必ず確認します。

投稿を見て来店が増えたのに、予約の導線がなく機会を逃すケースは珍しくありません。投稿前に整えておきましょう。
2023年10月から、景品表示法のステルスマーケティング規制が始まっています。企業が依頼した投稿で、広告であることがわからない表示は不当表示にあたります。
飲食店の場合、食事を無償で提供した投稿も対象です。報酬を払っていなくても、店側が依頼して投稿してもらった場合は、広告であることの表示が必要です。
規制の詳細は「ステマ規制とは?」で解説しています。
飲食店は、オンラインの数字だけでは効果が見えにくい業種です。来店時に確認できる仕組みを作ります。
指標の考え方は「インフルエンサーマーケティングのKPI」で詳しく解説しています。
株式会社New Deckが運営する「INFULL」は、インフルエンサーマーケティングを一括で代行するサービスです。
地域や客層に合わせた人選、条件のすり合わせ、PR表記の確認まで対応しています。詳しくはINFULLの詳細ページをご覧ください。
飲食店のインフルエンサー施策は、料理と雰囲気が視覚で伝わるため、来店につながりやすい手法です。選ぶときはフォロワー数ではなく、来店できる範囲に届くか、反応が実際にあるか、店の雰囲気と合うかを基準にします。あわせて、予約の受け口とプロフィールを整え、PR表記のルールを守ることが欠かせません。
人数より、来店できる範囲にフォロワーがいるかが重要です。地域で支持されている発信者であれば、フォロワー数が多くなくても来店につながります。複数人に依頼して接点を増やす方法も有効です。
必要です。報酬の有無にかかわらず、店が依頼して投稿してもらう場合は広告にあたります。「PR」「提供」などを見てすぐわかる位置に表示してもらいます。
伝えてほしい要点や、避けてほしい表現を共有することはできます。ただし細かく指定すると広告らしくなり反応が落ちるため、表現は発信者に任せるのが一般的です。
飲食店は検討から来店までが短いため、投稿直後から週末にかけて反応が出ることが多い業種です。ただし1回の投稿で効果が続くことはまれで、複数回に分けるほうが定着します。
できます。New DeckのINFULLでは、キャスティングから投稿管理・効果測定までを一括で代行しています。