ホテルのインフルエンサー活用|宿泊PR投稿の進め方
ホテル・旅館がインフルエンサーに宿泊PRを依頼する方法を解説。招待と有償依頼の違い、宿の魅力が伝わる人選の基準、依頼内容と撮影の取り決め、予約につなげる導線、PR表記などの注意点を紹介します。

「フォロワー5万人の人に来てもらったのに、来店が増えなかった」。飲食店のインフルエンサー施策で最も多い失敗が、人選のずれです。この記事では、来店につながる発信者を見極める5つの基準と、確認の手順を解説します。インフルエンサーマーケティング支援「INFULL」を運営する株式会社New Deckがまとめました。
この記事の要点
飲食店は、商品を配送できる通販と違い、店まで来られる人にしか価値が届きません。フォロワーが全国に散らばっている発信者より、同じ市内や沿線に支持者がいる発信者のほうが、来店につながります。
確認方法は2つあります。
依頼前にインサイト(フォロワーの地域データ)を共有してもらえると、より正確に判断できます。
飲食店の投稿で重要なのは、いいねより保存です。保存は「後で行きたい」という意思表示で、来店に近い反応です。
フォロワー数に対して保存やコメントが極端に少ない場合、数字ほど見られていない可能性があります。逆に、フォロワーが多くなくても保存が多い発信者は、フォロワーが店探しの参考にしている証拠です。
反応の割合の計算方法は「エンゲージメント率の計算方法と見方」で解説しています。
グルメ系の投稿を続けている発信者は、フォロワーも「次に行く店を探すため」にその人を見ています。同じフォロワー数でも、美容やファッション中心の発信者に依頼するより、来店につながりやすくなります。
あわせて、紹介している店のジャンルも確認します。ラーメンや定食を中心に紹介している人に高価格帯のコース料理を依頼しても、フォロワーの関心と合いません。
落ち着いた雰囲気の店に、にぎやかな演出が中心の発信者を招くと、投稿を見て来た人と店の雰囲気が合わず、口コミの評価が下がることがあります。
この3点が自店と近いかを確認します。
PR投稿にもコメントや保存が付いている発信者は、フォロワーから信頼されています。一方、普段の投稿に比べてPR投稿だけ極端に反応が落ちる発信者は、依頼しても効果が出にくい傾向があります。
また、PR投稿の頻度も見ます。PRばかりが並んでいるアカウントは、フォロワーが広告として受け流しやすくなります。

候補は、起用したい人数の5〜10倍を集めておくと、絞り込んだときに選択肢が残ります。
| 規模 | 向いている使い方 |
|---|---|
| フォロワー1万人前後(マイクロ) | 地域に根ざした発信が多く、来店につながりやすい。複数人への依頼にも向く |
| フォロワー10万人前後(ミドル) | 認知を広げたいとき。来店範囲外のフォロワーも増える |
| フォロワー100万人規模(メガ) | 新規オープンや大型キャンペーンでの話題作り |
飲食店の場合、1店舗の集客ではマイクロ規模の発信者を複数人起用するほうが、費用対効果が合いやすい傾向があります。規模ごとの違いは「マイクロインフルエンサーとは?」でも解説しています。
株式会社New Deckが運営する「INFULL」では、インフルエンサーマーケティングを一括で代行しています。
候補リストを共有し、ブランドイメージや過去の投稿内容も含めてご説明したうえで、最終決定していただいています。詳しくはINFULLの詳細ページをご覧ください。
飲食店のインフルエンサー選びは、来店できる範囲にフォロワーがいるか、保存などの反応があるか、普段から飲食店を紹介しているか、店の雰囲気と合うか、過去のPR投稿の反応はどうかの5点で判断します。フォロワー数の多さではなく、来店という行動につながるかどうかを基準にすることが、失敗しない人選につながります。
飲食店の場合、1万人前後のマイクロインフルエンサーを複数人起用するほうが、来店につながりやすい傾向があります。人数より、来店できる範囲にフォロワーがいるかを優先してください。
依頼時にインサイト(フォロワーの地域データ)の共有をお願いします。共有が難しい場合は、普段紹介している店のエリアやコメントの内容から推測します。
投稿者本人しか見られません。依頼時に、投稿後のインサイト共有を取り決めておきます。
問題ありません。時期をずらして複数人に依頼すると、見かける回数が増えて記憶に残りやすくなります。
できます。New DeckのINFULLでは、候補の抽出から条件のすり合わせ、投稿管理までを代行しています。