ホテルのインフルエンサー活用|宿泊PR投稿の進め方
ホテル・旅館がインフルエンサーに宿泊PRを依頼する方法を解説。招待と有償依頼の違い、宿の魅力が伝わる人選の基準、依頼内容と撮影の取り決め、予約につなげる導線、PR表記などの注意点を紹介します。

「有名なインフルエンサーに依頼するほどの予算はないけれど、SNSで商品を広めたい」。そんなときに選択肢になるのが、マイクロインフルエンサーの起用です。この記事では、マイクロインフルエンサーの意味、メガインフルエンサーとの違い、起用するメリットと注意点、向いている目的、選び方と複数人に依頼するときの管理のポイントを、インフルエンサーマーケティング支援「INFULL」を運営する株式会社New Deckが解説します。
この記事の要点
マイクロインフルエンサーとは、フォロワー数が1万〜10万人程度で、特定のジャンルで一定の影響力を持つ発信者のことです。美容、グルメ、子育て、フィットネス、ビジネスなど、テーマがはっきりしたアカウントが多いのが特徴です。
フォロワー規模による区分は、会社や媒体によって異なり、明確な定義はありません。1万人未満の発信者を「ナノインフルエンサー」と呼んで分けることもあります。インフルエンサーの種類については「インフルエンサーマーケティングとは?」でも紹介しています。
フォロワー規模によって、得意なことが異なります。
| 項目 | マイクロインフルエンサー | メガインフルエンサー |
|---|---|---|
| フォロワー数の目安 | 1万〜10万人程度 | 100万人以上 |
| 届く範囲 | ジャンルに関心のある層に絞られる | 幅広い層に一度に届く |
| フォロワーとの距離 | 近く、身近な存在として受け取られやすい | 遠く、有名人として受け取られやすい |
| 1人あたりの依頼費用 | 比較的抑えやすい | 高くなりやすい |
| 向いている目的 | 関心の高い層への認知、購入や来店の後押し | 新商品の発売など、短期間での大規模な認知拡大 |
どちらが優れているかではなく、施策の目的に合わせて選ぶことが大切です。

ジャンルがはっきりしたアカウントが多いため、商材に関心を持ちそうな層に絞って情報を届けやすくなります。たとえば、子育て中の家庭向けの商品なら、子育てをテーマに発信する人を選ぶことで、ターゲットに近い層に届けられます。
コメントへの返信やフォロワーとのやり取りが多いアカウントもあり、身近な人のおすすめとして受け取られやすいと言われています。
1人あたりの依頼費用を抑えやすいため、同じ予算で複数人に依頼し、さまざまな切り口の投稿を集めることができます。複数の投稿を比べることで、どの表現やどの層の反応が良いかを確かめる材料にもなります。
特定の地域の飲食店やスポットを紹介する発信者に依頼すれば、来店につなげたい地域のフォロワーに情報を届けやすくなります。

フォロワー数が少ない分、1回の投稿で届く人数は限られます。大きな認知が必要な場合は、複数人への依頼や、ほかの施策との組み合わせを検討しましょう。
複数人に依頼すると、候補探し、条件の交渉、依頼内容の共有、投稿内容の確認、効果の集計といった作業が人数分発生します。社内で担当する場合は、工数を見込んだうえで計画しましょう。
発信者ごとに表現やスタイルが異なるため、伝えてほしいポイントや禁止事項を事前に共有しておく必要があります。
企業が依頼した投稿では、フォロワー数にかかわらず、広告であることがわかる表示が必要です。人数が多いほど確認漏れが起きやすいため、投稿前後の確認を仕組みにしておきましょう。詳しくは「ステマ規制とは?」で解説しています。
フォロワー数が同じくらいでも、成果につながるかどうかは発信者によって大きく変わります。次の点を確認しましょう。
選び方の詳しい基準は「インフルエンサーの選び方」で紹介しています。
マイクロインフルエンサーは、SNS内の検索、キャスティングツール(発信者を検索・依頼できるサービス)、代行会社への相談の3つの方法で探せます。予算や社内の人手に合わせて選びましょう。
| 探し方 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| SNS内でハッシュタグや地域名を検索する | 費用をかけずに少人数から試したい | 候補探しと連絡に時間がかかる |
| キャスティングツールを使う | 条件で絞り込んで複数の候補を比べたい | 登録している発信者の中からしか選べない |
| 代行会社に相談する | 選定から投稿確認までまとめて任せたい | 依頼前に進め方と役割分担を確認する |
予算が限られる中小企業では、まず自社の商品をすでに使っている人や、商品のジャンルで発信している人をSNSで探すところから始める方法もあります。代行会社を選ぶ際の基準は「キャスティング会社の選び方」で紹介しています。

効果の測り方は「インフルエンサーマーケティングの効果測定」で詳しく解説しています。
株式会社New Deckの「INFULL」では、フォロワー1万人のマイクロインフルエンサーから、100万人超のメガインフルエンサーまでの独自ネットワークから、ブランドに合う発信者を選定します。
複数人の起用や管理をまとめて任せたい場合は、INFULLのサービスページをご覧ください。
マイクロインフルエンサーは、特定のジャンルに関心を持つフォロワーと近い距離でつながっている発信者です。関心の高い層に届けやすく、複数人に依頼して多くの接点を作りやすい一方で、1人あたりのリーチは限られ、管理の手間も増えます。フォロワー属性や投稿の世界観で人選し、依頼内容と確認の仕組みを整えたうえで活用しましょう。
一般的には、フォロワー数が1万〜10万人程度の発信者を指します。ただし明確な定義はなく、会社や媒体によって区分は異なります。
主にフォロワー数の規模で分けられ、1万人未満の発信者をナノインフルエンサーと呼ぶことが多いです。ナノインフルエンサーは、より身近な存在として、地域密着の施策などに使われることがあります。
目的によります。関心の高い層に試しに届けてみる場合は1人からでも始められますが、多くの接点を作りたい場合は、複数人に依頼して反応を比べる方法が向いています。
必要です。企業が依頼し、投稿内容に関与している場合は、フォロワー数にかかわらず、広告であることがわかる表示をしなければなりません。
まずはSNSでハッシュタグや地域名を検索し、商品のジャンルで発信している人を探す方法があります。候補を条件で比べたい場合はキャスティングツール、選定から管理まで任せたい場合は代行会社を検討しましょう。
できます。INFULLでは、独自ネットワークからの選定、交渉、投稿確認、レポート作成まで全工程を代行しており、小規模な活用から対応しています。