TOPへ戻るサービス営業代行INFULLブログ採用・協業お問い合わせ
インフルエンサー

インフルエンサーの選び方|起用の5つの基準と手順・チェックリスト

インフルエンサーの選び方|起用の5つの基準と手順・チェックリスト

「フォロワーが多い人に依頼したのに、ほとんど売上につながらなかった」。インフルエンサーマーケティングで最も多い失敗のひとつが、人選のミスです。この記事では、フォロワー数だけで選ぶと失敗しやすい理由と、成果につながるインフルエンサーを見極める5つの基準、選定の手順とチェックリストを、インフルエンサーマーケティング支援「INFULL」を運営する株式会社New Deckが解説します。インフルエンサーマーケティングの全体像は「インフルエンサーマーケティングとは?」で紹介しています。

この記事の要点

  • インフルエンサーは、フォロワー数ではなく「商品のターゲットに届き、行動を起こしてもらえるか」で選ぶことが大切です。
  • 選定の基準は、フォロワー属性・エンゲージメント率・投稿内容と世界観・過去のPR実績・ブランドとの相性の5つです。
  • エンゲージメント率は「エンゲージメント数 ÷ フォロワー数(またはリーチ数)× 100」で計算し、同じジャンル・同じ規模のアカウント同士で比べます。
  • 目的の決定から候補の比較、条件の確認まで、手順を踏んで選ぶことでミスマッチを防げます。

フォロワー数だけで選ぶと失敗しやすい3つの理由

フォロワー数だけで選ぶと失敗しやすい3つの理由:フォロワーが商品のターゲットと一致しているとは限らない、フォロワー数と「反応の多さ」は比例しない、数字が実態を反映していない場合がある

フォロワー数は、インフルエンサーを選ぶうえでわかりやすい指標ですが、それだけで判断すると次のような問題が起こりがちです。

フォロワーが商品のターゲットと一致しているとは限らない

たとえば、30代女性向けのスキンケア商品を紹介してもらうのに、フォロワーの多くが10代や男性であれば、どれだけ多くの人に届いても購買にはつながりにくくなります。

フォロワー数と「反応の多さ」は比例しない

フォロワーが多くても、投稿へのいいねやコメント、保存などの反応が少ないアカウントもあります。フォロワーに見られていなければ、投稿の影響力は限定的です。

数字が実態を反映していない場合がある

フォロワーを購入するなどして、見かけの数字を増やしているアカウントも存在します。フォロワー数の急激な増加や、フォロワー数に対して反応が極端に少ない場合は注意が必要です。

成果につながるインフルエンサーを選ぶ5つの基準

成果につながるインフルエンサーを選ぶ5つの基準:フォロワー属性がターゲットと合っているか、エンゲージメント率は十分か、投稿内容と世界観が商品に合っているか、過去のPR投稿の反応とPRの頻度、ブランドとの相性とリスク

ここからは、インフルエンサーを選ぶときに確認すべき5つの基準を解説します。

基準① フォロワー属性がターゲットと合っているか

最初に確認すべきは、フォロワーの年代・性別・地域・興味関心が、商品のターゲットと重なっているかどうかです。InstagramやTikTok、YouTubeには、アカウントの持ち主だけが見られる分析画面(インサイト)があり、フォロワーの属性を確認できます。依頼を検討する段階で、インサイトのデータを共有してもらえるか相談しましょう。

基準② エンゲージメント率は十分か

エンゲージメント率とは、投稿を見た人やフォロワーのうち、どれくらいの人が反応したかを示す割合です。一般的には次の式で計算します。

  • フォロワー数を基準にする場合:エンゲージメント数(いいね・コメント・保存など)÷ フォロワー数 × 100
  • リーチ数を基準にする場合:エンゲージメント数 ÷ その投稿のリーチ数 × 100

エンゲージメント率の「良い数値」は、プラットフォームやフォロワー規模、ジャンルによって大きく変わります。一律の基準で判断するのではなく、同じジャンル・同じくらいのフォロワー規模のアカウント同士で比べるのが実践的です。直近の複数の投稿で計算し、特定の投稿だけが突出していないかも確認しましょう。

基準③ 投稿内容と世界観が商品に合っているか

普段の投稿のテーマ、写真や動画の雰囲気、言葉づかいが、自社の商品やブランドイメージと合っているかを確認します。普段の投稿の延長線上で自然に紹介できる商品であれば、フォロワーにも違和感なく受け入れられます。

基準④ 過去のPR投稿の反応とPRの頻度

過去にPR投稿をしている場合は、その投稿の反応が通常の投稿と比べてどうだったかを確認しましょう。また、PR投稿の割合が高すぎるアカウントは、フォロワーから「宣伝ばかり」と受け取られ、紹介の信頼性が下がることがあります。PR表記が適切に行われているかも、あわせてチェックします。

基準⑤ ブランドとの相性とリスク

過去の発言や投稿で炎上していないか、競合他社の商品を最近紹介していないかを確認します。起用したインフルエンサーの言動は、自社のブランドイメージにも影響するため、慎重に見極めることが大切です。

エンゲージメント率をはじめとする指標の計算方法は「インフルエンサーマーケティングの効果測定」で詳しく解説しています。また、企業が依頼した投稿には広告であることの表示が必要です。ルールは「ステマ規制とは?」で確認できます。

目的別に優先すべき基準

5つの基準は、すべてを同じ重さで見るのではなく、施策の目的に合わせて優先順位をつけると判断しやすくなります。インフルエンサーを選ぶ基準とは、「誰に届き、どう反応されるか」を見極めるためのものさしです。

目的最優先する基準あわせて確認する基準
認知を広げたいフォロワー属性(届く層の広さ)投稿の世界観、ブランドとの相性
購入・申込につなげたいフォロワー属性(ターゲットとの一致)エンゲージメント率、過去のPR投稿の反応
来店を増やしたいフォロワーの地域投稿の世界観、PRの頻度
ブランドの信頼を高めたい投稿の世界観、ブランドとの相性過去の発言・炎上リスク

起用を見送るべきサイン

次のような点が見つかった場合は、ほかの基準を満たしていても起用を慎重に検討しましょう。

  • フォロワー数に対して、いいねやコメントが極端に少ない
  • 短期間でフォロワーが急増している
  • PR投稿が大半で、普段の投稿がほとんどない
  • 過去のPR投稿で広告であることの表示がされていない
  • 最近、競合の商品を紹介している

フォロワー規模ごとの向いている目的

5つの基準に加えて、施策の目的に合ったフォロワー規模を選ぶことも重要です。規模の区分は一般的な目安です。

規模フォロワー数の目安向いている目的
メガ100万人以上新商品の発売など、短期間で幅広い認知を得たい
ミドル10万〜100万人程度認知拡大と、ジャンル内での信頼獲得を両立したい
マイクロ1万〜10万人程度関心の高い層に届け、購入や来店につなげたい
ナノ1万人未満地域密着の集客や、身近な口コミを増やしたい

1人の大きなインフルエンサーに依頼するか、複数のマイクロインフルエンサーに分散して依頼するかも、目的と予算に応じて検討しましょう。

フォロワー何人からインフルエンサーと呼ぶ?

インフルエンサーと呼ぶためのフォロワー数に、公的な基準や決まった定義はありません。上の表のような規模の区分も、業界で慣習的に使われている目安です。企業が起用を考えるときは、フォロワー数の線引きよりも、「自社のターゲットが実際にフォローしているか」「投稿に反応が集まっているか」を基準にするほうが成果に直結します。フォロワーが数千人のアカウントでも、地域やジャンルが絞られていれば、来店や購入につながる紹介になることがあります。

インフルエンサー選定の6ステップ

インフルエンサー選定の6ステップ:施策の目的とKPIを決める、ターゲット像を具体化する、候補をリストアップする、データと投稿内容を確認する、候補を比較して優先順位をつける、打診して条件を確認する

インフルエンサーは、次の手順で選ぶとミスマッチを防げます。

  1. 施策の目的とKPIを決める:認知拡大か、購入か、来店かを明確にします。
  2. ターゲット像を具体化する:年代、性別、地域、興味関心、よく使うSNSを整理します。
  3. 候補をリストアップする:ジャンルやハッシュタグから、ターゲットに近いフォロワーを持つアカウントを探します。
  4. データと投稿内容を確認する:フォロワー属性、エンゲージメント率、過去の投稿やPR実績をチェックします。
  5. 候補を比較して優先順位をつける:5つの基準で評価し、起用する候補を絞り込みます。
  6. 打診して条件を確認する:投稿内容、スケジュール、PR表記、二次利用の範囲などをすり合わせます。

インフルエンサー候補の探し方

基準が決まったら、候補を集めます。主な方法は次の4つです。

  1. ハッシュタグ・キーワード検索:商材に関係するハッシュタグで投稿を探し、反応が多い発信者を候補にします。
  2. 自社アカウントのフォロワーを見る:すでに商品を知っている人は、熱量のある発信をしてくれる可能性があります。
  3. 同じジャンルのPR投稿を見る:PR投稿の実績がある発信者は、依頼の進め方にも慣れています。
  4. キャスティング会社・代行会社に依頼する:候補の抽出から交渉・投稿管理まで任せられます。

候補は、最終的に起用したい人数の5〜10倍ほど集めておくと、基準で絞り込んだときに選択肢が残ります。

選定時のチェックリスト

チェック項目確認する内容
フォロワー属性年代・性別・地域・興味関心がターゲットと重なっているか
エンゲージメント率同ジャンル・同規模のアカウントと比べて反応が得られているか
投稿の世界観普段の投稿の延長で、自然に商品を紹介できるか
PR実績過去のPR投稿の反応、PRの頻度、PR表記の有無
リスク過去の炎上、競合商品の直近の紹介がないか
数字の自然さフォロワーの急増や、反応の極端な少なさがないか

INFULLのインフルエンサー選定

株式会社New Deckの「INFULL」では、フォロワー数・エンゲージメント率・フォロワー属性・コンテンツの傾向を多角的に分析し、ブランドイメージに合うインフルエンサーだけを厳選しています。

  • フォロワー1万人のマイクロインフルエンサーから、100万人超のメガインフルエンサーまでの独自ネットワーク
  • ファッション、美容・コスメ、グルメ、フィットネス、ライフスタイル、ビジネス・キャリア、ママ・子育てなど幅広いジャンルに対応
  • 候補リストを共有し、過去の投稿内容も含めてクライアント様に確認いただいたうえで最終決定
  • 平均ROI239%、自社運用比でCVR2〜3倍の改善実績

人選から投稿管理、効果測定までまとめて任せたい場合は、INFULLのサービスページをご覧ください。

まとめ:インフルエンサーは「誰に届き、どう反応されるか」で選ぶ

インフルエンサー選びで大切なのは、フォロワー数の多さではなく、商品のターゲットに届き、フォロワーから信頼をもって受け取られるかどうかです。フォロワー属性、エンゲージメント率、投稿内容と世界観、過去のPR実績、ブランドとの相性という5つの基準で候補を比べ、手順を踏んで選ぶことで、施策の成果は大きく変わります。

よくある質問

インフルエンサーを選ぶ基準は何ですか?

フォロワー属性がターゲットと合っているか、エンゲージメント率、投稿内容と世界観、過去のPR投稿の反応とPRの頻度、ブランドとの相性とリスクの5つが基本です。施策の目的に合わせて、どの基準を優先するかを決めて評価します。

エンゲージメント率はどのくらいあれば良いですか?

プラットフォームやフォロワー規模、ジャンルによって大きく異なるため、一律の目安で判断するのはおすすめしません。同じジャンルで同じくらいのフォロワー規模のアカウントと比べ、相対的に反応が得られているかを確認しましょう。

フォロワーを購入しているアカウントはどう見分けますか?

フォロワー数が短期間で急に増えていないか、フォロワー数に対していいねやコメントが極端に少なくないか、コメントの内容が投稿と無関係な定型文ばかりでないかを確認します。インサイトのデータを共有してもらえると、より正確に判断できます。

1人のインフルエンサーと複数人への依頼、どちらが効果的ですか?

目的によって異なります。短期間で幅広く認知を広げたい場合は影響力の大きい1人、関心の高い層に繰り返し届けたい場合は複数のマイクロインフルエンサーへの分散が向いています。

インフルエンサーのインサイトデータは見せてもらえますか?

依頼を検討する段階で、フォロワー属性や過去の投稿のリーチなどを共有してもらえるよう相談するのが一般的です。データの提供に応じてもらえるかどうかも、信頼できるパートナーかを判断する材料になります。

候補は何人くらい集めればよいですか?

起用したい人数の5〜10倍が目安です。基準で絞り込むと候補は大きく減り、条件のすり合わせで折り合わない場合もあるため、多めに集めておくと進めやすくなります。

インフルエンサーを起用する手順を教えてください。

目的とターゲットを決め、条件に合う候補を集めて基準ごとに比較し、条件をすり合わせたうえで依頼します。この記事の「インフルエンサー選定の6ステップ」で、順番に進められるようにまとめています。

5つの基準のうち、どれを最も重視すべきですか?

施策の目的によって変わります。購買につなげたい場合は、フォロワー属性がターゲットと合っているかを最優先にし、そのうえでエンゲージメント率と投稿内容の相性を確認すると、ミスマッチを防ぎやすくなります。

インフルエンサーの選定を企業側で最終決定できますか?

できます。INFULLでは候補リストを共有し、ブランドイメージや過去の投稿内容も含めて丁寧にご説明したうえで、クライアント様に最終決定していただいています。

インフルエンサー施策を丸ごと任せたいなら

キャスティングから投稿管理・効果測定まで一括代行。平均ROI239%の実績をもとに施策を設計します。