SaaSのテレアポ戦略|IT企業が商談につなげる進め方
SaaS・IT企業がテレアポで商談を増やすための戦略を解説。ターゲットの決め方、トライアルや資料請求リードへの電話、トークの組み立て方、追うべきKPI、インサイドセールスとの役割分担を手順つきで紹介します。

テレアポで最も多い悩みの一つが、断り文句への対応です。この記事では、テレアポでよく聞く断り文句の種類と、それぞれへの切り返しトークの考え方、やってはいけない対応について、テレマーケティング代行を手がける株式会社New Deckが解説します。
この記事の要点
テレアポの断り文句は、大きく3つに分けられます。
すべての断りを同じトークで切り返そうとすると、かえって不信感を持たれます。まず相手がどのタイプの断りをしているかを見極めることが、切り返しの第一歩です。

切り返しトークを組み立てる前に、共通する基本姿勢を押さえておきます。

既に他社サービスを利用している、または検討していないという意思表示です。
比較検討の余地があるかを探る質問で、話を続けられるかを判断します。
内容を理解する前の反射的な断りであることが多い断り文句です。
用件を短く言い換えて、関心があるかどうかを確認します。
受付や別の担当者が電話を受けた場合の対応です。
次回の連絡につなげる情報を得ることを目的にします。担当者名や在席時間帯がわかれば、次回の接続率が上がります。
話を切り上げたいときによく使われる断り文句です。
資料送付を受け入れつつ、簡単なヒアリングを挟むことで、次回のフォローがしやすくなります。
タイミングが悪いだけで、興味自体はある可能性もあります。
日時を具体的に提示することで、次回のアポイントにつなげやすくなります。
| 断り文句 | 考えられる背景 | 切り返しの方向性 |
|---|---|---|
| 間に合っています | 既に類似サービスを利用中 | 比較検討の余地を探る |
| 必要ありません | 内容を理解していない | 用件を短く言い換えて再提示 |
| 担当者が不在です | 単純に不在 | 次回連絡のための情報を得る |
| 資料だけ送ってください | 話を切り上げたい | 簡単なヒアリングを挟んで送付 |
| 今は忙しいので | タイミングが悪い | 具体的な日時を提示して再アポ |
切り返しはあくまで「もう一度話を聞いてもらうきっかけ作り」であり、無理に説得することではありません。
切り返しトークは、断られた理由ごとに記録しておくと、自社のターゲットにどんな断り文句が多いのかが見えてきます。記録と振り返りの方法は「テレアポのアポ率が上がらない原因と改善策」で紹介しています。
株式会社New Deckのテレマーケティング代行では、業種・商材に合わせたトークスクリプトの設計に加え、断られた理由の記録・分析をもとにした継続的な改善を行っています。
トークの見直しから任せたい場合は、テレマーケティング代行のページをご覧ください。スクリプト全体の作り方は「テレアポのスクリプトの作り方」で解説しています。
テレアポの切り返しトークは、断り文句を否定せずに受け止め、伝えたい要点を1つに絞って再提示し、判断は相手に委ねる姿勢が基本です。断り文句の種類ごとにあらかじめトークを準備しておくことで、落ち着いた対応ができ、次のアポイントにつながる可能性も高まります。
よくある断り文句5〜10パターン程度への切り返しを準備しておくと、大半の場面に対応できます。実際に断られた文言を記録し、随時トークを追加していくのがおすすめです。
目安として2回までです。3回以上食い下がると、しつこい印象を与え、今後の連絡機会も失う可能性があります。
無理に説得せず、資料送付や次回の連絡につなげて丁寧に終えましょう。今回断られた理由を記録しておくと、次の機会に活かせます。
型を覚えて練習すれば対応できるようになります。よくある断り文句と切り返し例をロールプレイで繰り返し練習することが効果的です。
できます。New Deckのテレマーケティング代行では、断られた理由の記録・分析をもとに、切り返しトークを含むスクリプト全体を継続的に改善しています。