営業戦略
営業を外注すべきか判断する基準|内製との比較で考える
公開日 読了 約5分執筆:New Deck 編集部
「営業リソースが足りないが、外注すべきか自社で採用すべきか判断できない」という悩みは、多くの企業が抱えています。この記事では、営業を外注すべきかどうかを判断する基準と、内製・外注それぞれのメリット・デメリット、判断の進め方を、営業代行を手がける株式会社New Deckが解説します。
この記事の要点
- 営業を外注すべきかは、人材確保の難易度、立ち上げまでの時間、ノウハウの有無という3つの観点で判断します。
- 内製は自社にノウハウが蓄積しやすい一方、採用・育成に時間とコストがかかります。
- 外注は立ち上げが早く専門ノウハウを活用できる一方、社内にノウハウが残りにくい面があります。
- 新規事業の立ち上げ期や、まず結果を早く見たい場合は外注、長期的に自社の強みとして育てたい場合は内製が向いています。
営業を外注すべきか判断する3つの観点
営業を外注すべきかどうかは、次の3つの観点で整理すると判断しやすくなります。
- 人材確保の難易度:自社で営業経験者を採用・育成できる見込みがあるか
- 立ち上げまでの時間:いつまでに営業活動を開始・成果を出す必要があるか
- ノウハウの有無:営業手法やターゲット選定のノウハウが社内にあるか
この3点を整理したうえで、内製と外注のどちらが自社の状況に合うかを検討します。
内製のメリット・デメリット
メリット
- ノウハウが自社に蓄積される:営業活動を通じて得た知見が、社内の資産として残ります
- 製品・サービスへの理解が深まりやすい:日常的に関わる分、商品知識やお客様の声を深く理解できます
- 長期的なコストを抑えやすい:軌道に乗れば、外注より低コストで運用できる場合があります
デメリット
- 採用・育成に時間がかかる:営業経験者の採用は競争が激しく、育成にも数ヶ月〜1年程度かかることが一般的です
- 立ち上げまでに時間がかかる:採用から研修、リスト整備までを含めると、成果が出るまでに時間を要します
- 属人化しやすい:特定の担当者のスキルやつながりに依存しやすくなります
外注のメリット・デメリット
メリット
- 立ち上げが早い:ノウハウを持つ代行会社であれば、相談から短期間で営業活動を開始できます
- 専門ノウハウを活用できる:業種・商材に応じたスクリプトやリストのノウハウを持つ代行会社であれば、自社で一から試行錯誤する時間を省けます
- 繁閑に応じて調整しやすい:新規事業の立ち上げ期など、一時的に営業リソースを増やしたい場合に向いています
デメリット
- 社内にノウハウが残りにくい:営業活動そのものを外部に委ねるため、社内にノウハウが蓄積されにくい面があります
- 情報共有の仕組みが必要:代行会社と自社の間で、商品知識やお客様の声を共有する仕組みを整える必要があります
- 代行会社の選定に手間がかかる:実績や対応範囲が代行会社によって異なるため、比較検討が必要です
内製と外注の比較表
| 観点 | 内製 | 外注 |
|---|
| 立ち上げまでの時間 | 数ヶ月〜1年程度 | 数週間〜1ヶ月程度が一般的 |
| ノウハウの蓄積 | 自社に残る | 代行会社に蓄積される |
| 初期コスト | 採用・育成コストがかかる | 契約内容による |
| 繁閑への対応 | 調整しにくい | 調整しやすい場合が多い |
| 商品理解の深さ | 深まりやすい | 情報共有の仕組みが必要 |
外注が向いている企業の特徴
- 新規事業や新商材の立ち上げ期で、早く市場の反応を見たい企業
- 営業経験者の採用が難しい、または育成に時間をかけられない企業
- 繁忙期だけ営業リソースを増やしたい企業
- 自社にない業種・商材のノウハウを持つ代行会社を活用したい企業
一方で、自社の営業力そのものを長期的な強みとして育てたい企業や、顧客との関係構築を自社で深く担いたい企業は、内製を中心に据えるほうが向いています。
判断の進め方
- 目的を明確にする:早く成果を見たいのか、長期的な組織力を育てたいのかを整理する
- 社内の営業リソースを棚卸しする:現在の人員でどこまで対応できるかを確認する
- 期限を設定する:いつまでに営業活動を開始・成果を出す必要があるかを決める
- 内製と外注を組み合わせる選択肢も検討する:立ち上げ期は外注し、軌道に乗ってから内製化するという段階的な進め方もあります
内製と外注は二者択一ではなく、フェーズに応じて使い分けるという考え方も有効です。新規開拓の具体的な手法については「新規開拓の営業手法一覧と選び方」もあわせてご覧ください。
外注を検討する場合は、複数の代行会社から見積もりや提案を受け、対応範囲やレポート体制を比較することをおすすめします。選び方のポイントは「営業代行とは?種類・メリット・選び方」で解説しています。
New Deckの営業代行・テレマーケティング代行
株式会社New Deckでは、テレマーケティング代行を中心に、営業活動の立ち上げから継続的な改善までを支援しています。
- 相談から最短1週間でコール開始が可能
- 業種・商材・ターゲットに合わせたスクリプト設計とリスト作成・精査
- 日次・週次でのレポート共有と、専任アカウントマネージャーによる伴走
- KPIと目標値を事前に合意したうえで開始
早期に営業活動を立ち上げたい場合は、テレマーケティング代行のページをご覧ください。
まとめ:目的と期限で内製・外注を選ぶ
営業を外注すべきかどうかは、人材確保の難易度、立ち上げまでの時間、ノウハウの有無という3つの観点で整理すると判断しやすくなります。早く成果を見たい、社内に営業経験者がいない場合は外注、長期的に自社の強みとして育てたい場合は内製が向いています。フェーズに応じて内製と外注を組み合わせる方法も検討しましょう。
よくある質問
営業を外注すると社内にノウハウが残らないのでしょうか?
代行会社との情報共有の仕組み次第です。定期的なレポートや報告会を通じてノウハウを共有してもらえる代行会社を選べば、社内にも知見を蓄積できます。
内製と外注を同時に進めることはできますか?
できます。立ち上げ期は外注でスピードを確保し、軌道に乗ってから内製化するという段階的な進め方をとる企業もあります。
外注はどのくらいの期間で成果が見えますか?
代行会社や商材によって異なりますが、相談から数週間程度で営業活動を開始できる場合が一般的です。成果の見え方は、KPI設計や商材の特性によって変わります。
中小企業でも営業を外注するメリットはありますか?
あります。採用や育成にかけられるリソースが限られる中小企業ほど、専門ノウハウを持つ代行会社を活用することで、早期に営業活動を開始しやすくなります。
営業の外注先はどのように選べばよいですか?
対応業種・商材の実績、レポート体制、KPI設計への対応力などを比較して選びます。詳しくは「営業代行とは?種類・メリット・選び方」で解説しています。