SaaSのテレアポ戦略|IT企業が商談につなげる進め方
SaaS・IT企業がテレアポで商談を増やすための戦略を解説。ターゲットの決め方、トライアルや資料請求リードへの電話、トークの組み立て方、追うべきKPI、インサイドセールスとの役割分担を手順つきで紹介します。

「テレアポは何時にかけるのが一番つながるのか」。電話営業に取り組む方の多くが気になる疑問です。インターネット上では「午前10時台がよい」「夕方がよい」などさまざまな意見がありますが、実際には相手の業種や役職によって状況は大きく異なります。この記事では、テレアポの時間帯の基本的な考え方、業種・役職ごとの目安、曜日の考え方、自社のデータで最適な時間帯を見つける方法を解説します。
この記事の要点
テレアポのつながりやすい時間帯は、相手の業種・役職・働き方によって変わるため、すべての企業に共通する正解はありません。
たとえば、オフィスで働く会社員と、店舗を運営する飲食店、現場に出ることが多い建設業では、電話に出られる時間がまったく違います。同じ会社でも、受付の担当者と経営者では、1日の過ごし方が異なります。
そのため、時間帯を考えるときは「一般的に良いと言われる時間」をそのまま使うのではなく、相手の1日の流れを想像し、電話に出やすい時間を仮説として立てることが出発点になります。
業種を問わず、次のような時間帯は相手が電話に対応しにくいため、避けるのが基本です。
| 時間帯 | 避けたほうがよい理由 |
|---|---|
| 始業直後 | 朝礼やメールの確認、1日の段取りで忙しいことが多い |
| 昼休み | 担当者が不在で、受付や留守番電話につながりやすい |
| 終業間際 | 1日の締めの作業や退社の準備で、話を聞く余裕がない |
| 週明けの午前 | 週の始まりの会議や、たまった業務の対応が重なりやすい |
ただし、これらはあくまで一般的な傾向です。業種によっては、始業直後のほうが担当者が席にいてつながりやすい場合もあります。
業種や役職ごとの忙しい時間を想像すると、架電の時間を決めやすくなります。
時間帯だけでなく、曜日や時期によっても電話のつながりやすさは変わります。
ターゲットの業界で繁忙期がいつかを把握しておくと、架電の計画を立てやすくなります。

最も確実なのは、時間帯別の結果を記録し、自社のデータで最適な時間を見つける方法です。次の手順で進めます。
記録するときは、業種や役職ごとにも分けておくと、「この業種は夕方がつながりやすい」といった傾向が見えてきます。指標の考え方は「テレアポのKPI設計」で解説しています。
時間帯を工夫しても接続率が上がらない場合は、ほかの要因も見直します。
株式会社New Deckのテレマーケティング代行では、日次・週次レポートで数字を共有しながら、架電の進め方を見直しています。
電話営業の体制づくりにお悩みの場合は、テレマーケティング代行の詳細ページをご覧ください。
テレアポのつながりやすい時間帯に、誰にでも当てはまる正解はありません。相手が忙しい時間を避け、業種や役職の1日の流れから仮説を立てて架電の時間を決めます。そのうえで、時間帯別に接続率やアポ率を記録し、自社のデータで最適な時間を見つけていくことが、成果を上げる確実な方法です。
相手の業種や役職によって異なるため、一律の正解はありません。始業直後・昼休み・終業間際など忙しい時間を避けたうえで、時間帯別の接続率を記録し、自社のデータで最適な時間を見つけるのが確実です。
始業直後、昼休み、終業間際、週明けの午前は、相手が忙しい・不在になりやすいため避けるのが一般的です。ただし業種によって例外もあるため、記録をもとに判断しましょう。
ランチとディナーの営業時間を避け、仕込みや休憩に入る時間帯を狙うのが一般的です。店舗ごとに営業時間が異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
日中は会議や外出が多いことがあるため、始業前後や夕方以降のほうが話せる場合があります。受付で在席している時間を聞き、その時間にかけ直すのも有効です。
前回と違う時間帯や曜日にかけ直すのが基本です。受付で戻る時間を聞けた場合は、その時間に合わせてかけ直しましょう。