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テレマーケティング

テレアポのKPI設計|追うべき指標と目標値の決め方

テレアポのKPI設計|追うべき指標と目標値の決め方

テレアポの成果を「今月は何件アポが取れたか」だけで見ていないでしょうか。アポの数だけでは、うまくいかないときに何を直せばよいかがわかりません。電話の件数が足りないのか、受付で止まっているのか、話の内容に問題があるのかで、打つべき手はまったく違います。この記事では、テレアポのKPIの種類と計算式、目標値の決め方、数字の見方を解説します。

この記事の要点

  • テレアポのKPIとは、アポイントや受注という最終目標に向けて、途中の段階の進み具合を測る指標です。
  • 主な指標は、架電数・接続率・担当者接続率・アポ率・商談化率の5つです。
  • 目標値は、受注目標から逆算して「何件電話すればよいか」を計算して決めます。
  • 数字が悪いときは、段階ごとの割合を見て、どこで止まっているかを特定します。
  • 最初の目標値は仮置きにし、実際の数字が集まったら見直します。

テレアポのKPIとは

テレアポのKPIとは、アポイント獲得や受注という最終目標に向けて、途中の段階がどれだけ進んでいるかを測る指標です。

KPI(Key Performance Indicator)は、日本語で「重要業績評価指標」と訳されます。最終的な目標をKGI(Key Goal Indicator)と呼び、そこに至るまでの途中の数字をKPIとして追います。テレアポでは、KGIを「受注数」や「アポ数」とし、そこまでの電話の各段階をKPIとして設定するのが一般的です。

テレアポで追うべき主な指標

テレアポで追う指標は、電話の流れに沿って並べるとわかりやすくなります。

指標意味計算式
架電数電話をかけた件数かけた件数の合計
接続率電話がつながった割合つながった件数 ÷ 架電数
担当者接続率決裁者・担当者と話せた割合担当者と話せた件数 ÷ つながった件数
アポ率アポイントが取れた割合アポ数 ÷ 担当者と話せた件数
商談化率アポが実際の商談になった割合実施した商談数 ÷ アポ数

アポ率は「アポ数 ÷ 架電数」で計算する場合もあります。社内やチームで、どの数字を分母にするかをそろえておかないと、比べたときに話がかみ合わなくなります。

インサイドセールス全体のKPIとの違いは「インサイドセールスとテレアポの違い」で解説しています。

指標ごとの意味と見方

指標ごとの意味と見方:架電数、接続率、担当者接続率、アポ率、商談化率

指標ごとに、数字が表していることと、悪いときに疑うべき点が異なります。

架電数

活動量そのものを表す数字です。架電数が足りないと、ほかの割合が良くても成果は増えません。1日に使える時間と、1件あたりにかかる時間から、無理のない件数を決めます。

接続率

電話そのものがつながっているかを表します。接続率が低い場合は、リストの電話番号が古い、電話する時間帯が合っていないなどの可能性があります。リストの見直し方は「テレアポのリストの作り方」を参考にしてください。

担当者接続率

受付を通って、話すべき相手につながった割合です。ここが低い場合は、受付での名乗り方や用件の伝え方に改善の余地があります。コツは「テレアポの受付突破のコツ」で解説しています。

アポ率

担当者と話せたうち、アポイントにつながった割合です。ここが低い場合は、トークの内容、提案の切り口、ターゲットの選び方を見直します。詳しくは「テレアポのアポ率が上がらない原因と改善策」をご覧ください。

商談化率

取れたアポが、実際に商談として実施された割合です。ここが低い場合は、アポの約束が曖昧だった、相手の関心が低いまま無理にアポを取った、などの可能性があります。アポの質を確かめる指標として重要です。

KPIの目標値の決め方(逆算の手順)

KPIの目標値の決め方(逆算の手順):最終目標を決める、商談から受注までの割合を置く、必要なアポ数を計算する、必要な架電数を計算する、1日あたりに直す

KPIの目標値は、最終目標から逆算して決めるのが基本です。

  1. 最終目標を決める:1か月に何件の受注、または何件の商談が必要かを決める
  2. 商談から受注までの割合を置く:過去の実績から、商談の何割が受注になるかを確認する
  3. 必要なアポ数を計算する:必要な商談数を商談化率で割り、必要なアポ数を出す
  4. 必要な架電数を計算する:必要なアポ数を、アポ率・担当者接続率・接続率で順に割り戻す
  5. 1日あたりに直す:必要な架電数を稼働日数で割り、1日の目標件数にする

たとえば、必要なアポ数がわかれば、「担当者と何件話せばよいか」「そのために何件つながればよいか」「何件かければよいか」と順にさかのぼれます。割合の数字は、自社の過去の記録を使うのが最も確実です。

過去の記録がない場合は、最初の目標値を仮置きにして始め、2〜4週間ほど数字を集めてから見直します。業界の平均値などを参考にする場合は、商材やターゲットによって大きく変わる点に注意が必要です。

数字が悪いときの見直しの順番

成果が出ないときは、電話の流れの前のほうから順に数字を確認します。

  • 架電数が計画より少ない:時間の使い方や、電話以外の作業の量を見直す
  • 接続率が低い:リストの質、電話する時間帯・曜日を見直す
  • 担当者接続率が低い:受付での名乗り方、用件の伝え方を見直す
  • アポ率が低い:トークスクリプト、提案の切り口、ターゲットを見直す
  • 商談化率が低い:アポの約束の仕方、確認の連絡、アポを取る基準を見直す

前の段階に問題があるまま後の段階を改善しても、効果は限られます。どこで止まっているかを1つ特定し、そこから手を打つことが大切です。トークの見直し方は「テレアポのスクリプトの作り方」も参考にしてください。

KPI運用で注意すべきこと

KPI運用で注意すべきこと:数字だけを追わない、記録のルールをそろえる、定期的に振り返る

数字だけを追わない

架電数だけを目標にすると、1件ごとの会話が雑になり、アポ率や商談化率が下がることがあります。量と質の両方の指標をあわせて見ることが大切です。

記録のルールをそろえる

「つながった」「担当者と話せた」の基準が人によって違うと、数字を比べられません。何をもって各段階とするかを決め、記録の方法をそろえます。

定期的に振り返る

日ごと・週ごとに数字を振り返る時間を決めておくと、問題に早く気づけます。数字の変化と、その期間に変えたことを一緒に記録しておくと、何が効いたのかがわかります。

New DeckのKPI設計とレポート

テレアポのKPIを設計し、毎日の数字を記録して振り返るには、一定の手間と経験が必要です。株式会社New Deckのテレマーケティング代行では、次のような体制で支援しています。

  • KPIと目標値を事前に合意してから開始
  • 日次・週次レポートで数字を共有
  • 専任アカウントマネージャーが伴走
  • 自社で電話営業した場合と比べ、CVR(コンバージョン率)2〜3倍の改善実績
  • クライアント継続率98%
  • 相談から最短1週間でコール開始

KPIの設計から任せたい場合は、テレマーケティング代行の詳細ページをご覧ください。

まとめ:KPIは逆算で決め、段階ごとに見る

テレアポのKPIは、架電数・接続率・担当者接続率・アポ率・商談化率を、受注目標から逆算して決めるのが基本です。成果が出ないときは、電話の流れの前のほうから数字を確認し、止まっている段階を1つ特定して改善します。最初の目標値は仮置きで構いません。実際の数字をもとに見直しを続けることが、成果につながります。

よくある質問

テレアポのKPIには何を設定すればよいですか?

架電数・接続率・担当者接続率・アポ率・商談化率の5つが基本です。電話の流れに沿って指標を並べると、どこで止まっているかがわかりやすくなります。

テレアポのアポ率はどのように計算しますか?

「アポ数 ÷ 担当者と話せた件数」で計算するのが一般的です。「アポ数 ÷ 架電数」で計算する場合もあるため、社内で分母をそろえておくことが大切です。

KPIの目標値はどう決めればよいですか?

受注や商談の目標から逆算し、必要なアポ数、担当者と話す件数、架電数の順にさかのぼって決めます。過去の記録がない場合は仮置きで始め、数字が集まったら見直します。

KPIとKGIの違いは何ですか?

KGIは受注数などの最終目標、KPIはそこに至るまでの途中の段階を測る指標です。テレアポでは、アポ数や受注数をKGIとし、架電数や接続率などをKPIとして追います。

テレアポのKPI管理を外部に任せることはできますか?

できます。New Deckのテレマーケティング代行では、KPIと目標値を事前に合意してから開始し、日次・週次レポートで数字を共有しています。

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