コスメのインフルエンサー施策|美容ブランドの人選と進め方
美容・コスメブランドがインフルエンサー施策を行うときの進め方を解説。目的別の企画の選び方、肌質や年代で見る人選の基準、SNSごとの使い分け、表現のルールと投稿前の確認、効果の測り方を紹介します。

「近くに競合の院が増えて、新しい患者さんが来なくなった」「SNSを始めたが、来院につながっているのかわからない」。整体院や接骨院は、通える範囲が限られる地域密着の業種です。体に触れるサービスのため、初めての人ほど「どんな人が施術するのか」「痛くないか」と不安を感じやすく、その不安を事前に減らせるかが来院を左右します。この記事では、整体院・接骨院の集客方法を、入口ごとの使い分け、来院までの導線、リピートの仕組み、表現の注意点、効果の測り方の順に解説します。
この記事の要点
整体院・接骨院の集客とは、院に通える範囲に住む・働く人に院を知ってもらい、初回の来院と、その後の継続した通院につなげる取り組みです。ほかの業種と比べて、次のような特徴があります。
このため、広く知られることより、近くの人に見つけてもらい、安心して予約してもらえる状態を作ることが重要です。
新規の来院につながる入口は、主に次の4つです。
| 入口 | 向いている場面 | 整えること |
|---|---|---|
| 地図アプリ・検索 | 「近くの整体」と今すぐ探している人 | 院の情報、営業時間、写真、口コミへの返信 |
| 自社のSNS | 院の雰囲気や施術者を知ってもらう | 院内・施術者の紹介、よくある質問への回答 |
| 口コミ・紹介 | 知人の体験をきっかけに来る人 | 紹介しやすい仕組み、口コミを書いてもらう声かけ |
| 地域のインフルエンサー | まだ院を知らない近隣の人に届ける | 近隣エリアのフォロワーが多い人への依頼 |
すべてを同時に始める必要はありません。まずは地図アプリの情報を整え、次にSNS、余力があれば地域のインフルエンサーと、順番に広げていくと続けやすくなります。来店型サービスの入口の考え方は「サロンの集客方法」や「飲食店の集客方法」でも紹介しています。

整体院・接骨院のSNSは、施術の効果をアピールする場ではなく、初めての人の不安を減らす場と考えると内容が決めやすくなります。
受付から施術スペースまでの流れ、清潔感、個室かどうかなど、来院したときの様子が想像できる写真や動画を載せます。
施術者の自己紹介や、どんな思いで院を開いているかを伝えます。顔が見えることは、初めての人にとって大きな安心材料になります。
問診から施術、会計までの流れと、どのくらい時間がかかるかを紹介します。服装や持ち物など、初めての人が気になる点にも答えます。
ストレッチや姿勢の工夫など、保存して見返したくなる内容は、フォロワーとの接点を増やします。ただし、医療的な助言と受け取られる表現にならないよう注意します。
Instagramの運用の考え方は「サロンのインスタ活用」も参考になります。

自社のSNSだけでは、すでに院を知っている人にしか届きにくいため、地域の発信者に紹介してもらうことで新しい層に知ってもらえる可能性があります。
地域で発信者を選ぶ考え方は「大阪の美容室のインフルエンサー活用」、規模の小さい発信者を起用する利点は「マイクロインフルエンサーを起用するメリット」で詳しく紹介しています。
整体院・接骨院の集客で、特に注意したいのが表現です。
ルールは改正されることがあるため、発信を始める前と、内容を大きく変えるときに公式情報を確認してください。
新規の来院と同じくらい、通い続けてもらう仕組みが大切です。
施策ごとの効果は、初回の来院時に「何を見て来院したか」を聞くと把握しやすくなります。
| 見る指標 | 確認方法 |
|---|---|
| 新規来院数と、そのきっかけ | 問診票に「来院のきっかけ」の項目を入れる |
| 地図アプリからの行動 | 地図アプリの管理画面で、ルート検索や電話の数を見る |
| SNSからの予約 | 予約ページのリンクを投稿ごとに分ける |
| リピート率 | 初回来院から一定期間内に再来院した人の割合を出す |
インフルエンサー施策の効果の測り方は「インフルエンサーマーケティングの効果測定」で詳しく解説しています。
株式会社New Deckの「INFULL」では、インフルエンサーのキャスティングから投稿管理、効果測定までを一括で代行しています。
地域の発信者を使った施策を任せたい場合は、INFULLのサービスページをご覧ください。
整体院・接骨院の集客では、地図アプリ・SNS・口コミ・地域のインフルエンサーという入口を順番に整え、院の雰囲気や施術者の人柄を伝えて初めての人の不安を減らすことが大切です。広告表現のルールを確認したうえで発信し、新規の来院とリピートを分けて数字で振り返りましょう。
まずは地図アプリの院の情報を整えることがおすすめです。営業時間や写真、口コミへの返信を整えると、「近くの整体」と探している人に見つけてもらいやすくなります。
院内の雰囲気、施術者の人柄、初回の流れ、自宅でできるセルフケアなど、初めての人の不安を減らす内容が向いています。効果を断定する表現は避けるようにしましょう。
接骨院は柔道整復師法で広告できる事項が制限されているため、依頼する前に、どの内容なら発信してよいかを確認する必要があります。厚生労働省の公表している情報や所属団体、保健所などで確認してから進めましょう。
院に通える範囲のフォロワーが多いかを最優先にし、地域の暮らしや健康など関心の近い発信をしているかを確認します。フォロワー数が少なくても、地域が絞られている人の方が来院につながる場合があります。
問診票に来院のきっかけを聞く項目を入れると、入口ごとの効果を把握できます。あわせて地図アプリの管理画面の数字や、投稿ごとに分けた予約リンクの数も確認します。