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コスメのインフルエンサー施策|美容ブランドの人選と進め方

コスメのインフルエンサー施策|美容ブランドの人選と進め方

「新しいコスメを発売したが、売り場やECで手に取ってもらえない」「インフルエンサーに紹介してもらったのに、投稿の反応が売上に結びつかない」。コスメは、実際に使うまで色味や使用感がわかりにくく、購入前に他の人の感想を確かめたい商品です。そのため、インフルエンサー施策と相性が良い一方で、人選や表現を誤ると成果が出にくくなります。この記事では、美容・コスメブランドがインフルエンサー施策を進めるときの目的の決め方、人選の基準、SNSの使い分け、表現の注意点、効果の測り方を解説します。

この記事の要点

  • コスメのインフルエンサー施策は、使用感や仕上がりを第三者の視点で見せられるため、購入前の不安を減らす手段になります。
  • 人選では、フォロワー数より「肌質・年代・好みのメイクがターゲットと近いか」を優先します。
  • 新商品の認知、使い方の理解、購入の後押しなど、目的によって向いている企画とSNSが変わります。
  • 化粧品の効果をうたえる範囲は法律で決まっているため、表現のルールは依頼前に共有します。
  • 広告であることの表示と、投稿前の内容確認の流れを、最初に取り決めておくことが大切です。

コスメとインフルエンサー施策の相性が良い理由

コスメのインフルエンサー施策とは、美容分野の発信者に商品を使ってもらい、使用感や仕上がりを投稿してもらう取り組みです。次のような情報は、ブランドの広告よりも、使った人の発信の方が伝わりやすい傾向があります。

  • 肌にのせたときの色味や質感
  • 自分と近い肌質・年代の人が使ったときの仕上がり
  • 時間がたったあとの崩れ方や持ち
  • 手持ちのアイテムとの組み合わせ方

購入前に「自分にも合うか」を確かめたい読者にとって、条件が近い人のレビューは判断材料になります。インフルエンサーマーケティングの全体像は「インフルエンサーマーケティングとは?」で紹介しています。

目的別に向いている企画

コスメの施策は、最初に目的を1つに絞ると、企画と人選がぶれにくくなります。

目的向いている企画主に見る指標
新商品の認知を広げたい発売に合わせた一斉投稿、開封・第一印象の紹介リーチ数、表示回数
使い方を理解してほしいメイク手順の動画、使い分けの解説保存数、動画の視聴維持
購入を後押ししたい一定期間使った感想、ほかの商品との比較リンクのクリック数、購入数
ブランドの世界観を伝えたい撮影の雰囲気をそろえた写真投稿エンゲージメント率、フォロワーの増加

目的ごとの指標の決め方は「インフルエンサーマーケティングの効果測定」で詳しく解説しています。

コスメのインフルエンサーを選ぶ基準

コスメのインフルエンサーを選ぶ基準:肌質・肌の悩みが近いか、年代・メイクの好みが近いか、レビューの書き方が具体的か、PR投稿の頻度は適切か、フォロワーの反応の質

コスメの人選では、フォロワー数の多さよりも、投稿を見る人が「自分ごと」として受け取れるかを重視します。

  1. 肌質・肌の悩みが近いか:乾燥肌向けの商品なら、乾燥肌であることを発信している人の方が説得力があります。
  2. 年代・メイクの好みが近いか:フォロワーの年代や、普段のメイクの系統がターゲットと重なっているかを確認します。
  3. レビューの書き方が具体的か:良い点だけでなく、使用感を具体的に伝えている人は、フォロワーから信頼されやすくなります。
  4. PR投稿の頻度は適切か:PR投稿ばかりのアカウントは、紹介の信頼性が下がることがあります。
  5. フォロワーの反応の質:コメントで使い方や色味について質問が来ているかは、関心の高さの目安になります。

一般的な選び方の基準は「インフルエンサーの選び方」、反応の大きさを比べる方法は「エンゲージメント率の計算方法」をご覧ください。

規模の組み合わせ方

発売直後に広く知ってもらうために影響力の大きい人に依頼し、同時期に肌質や年代の異なる複数のマイクロインフルエンサー(フォロワー1万〜10万人程度の発信者)にも依頼する方法があります。さまざまな条件の人の使用感が並ぶことで、見る人が自分に近いレビューを見つけやすくなります。詳しくは「マイクロインフルエンサーを起用するメリットと注意点」で紹介しています。

SNSごとの使い分け

コスメの施策では、伝えたい内容によって向いているSNSが変わります。

SNS向いている内容気をつけたい点
Instagram色味や質感がわかる写真、短いメイク動画保存されるよう、使い方や色の情報を入れる
TikTokメイクの手順や、使う前後の変化を見せる短い動画誇張した演出にならないよう表現を確認する
YouTube複数商品の比較、じっくりしたレビュー動画が長いため、紹介部分の構成を事前に共有する
X発売情報の拡散、短い感想写真が少ないと色味が伝わりにくい

SNSごとの進め方は「Instagramのインフルエンサー施策」「TikTokのインフルエンサーマーケティング」でも解説しています。

表現のルールと注意点

表現のルールと注意点:化粧品の効果をうたえる範囲、広告であることの表示、ビフォーアフターと個人の感想

コスメの施策で最も注意が必要なのが、投稿の表現です。

化粧品の効果をうたえる範囲

化粧品として表現できる効果の範囲は、医薬品医療機器等法(薬機法)などで決まっています。たとえば「シミが消える」「シワが治る」のように、治療や身体の変化を断定する表現は、化粧品の広告として認められない可能性があります。インフルエンサーの投稿でも、企業が依頼したものは広告として扱われることがあるため、表現のルールを依頼前に共有しておくことが大切です。具体的な判断は、厚生労働省や都道府県の公表している情報、専門家に確認しましょう。

広告であることの表示

企業が依頼した投稿には、広告であることがわかる表示が必要です。景品表示法のステルスマーケティング規制の考え方は「ステマ規制とは?」で解説しています。最新の運用は消費者庁の公式情報で確認してください。

ビフォーアフターと個人の感想

使う前後の比較写真や、「私には合った」という感想の扱いにも注意が必要です。美容の表現で気をつける点は「美容系インフルエンサーに依頼するときの注意点」にまとめています。

依頼から投稿までの進め方

依頼から投稿までの進め方:目的と商品の訴求点を決める、表現のルールを資料にまとめる、候補を選んで依頼する、商品を届け、使用期間を確保する、投稿前に内容を確認する、投稿後に結果を集計する
  1. 目的と商品の訴求点を決める:何を一番伝えたいかを1〜2点に絞ります。
  2. 表現のルールを資料にまとめる:使える表現と避ける表現、必須の表示を整理します。
  3. 候補を選んで依頼する:肌質や年代、普段の投稿の雰囲気を確認して依頼します。
  4. 商品を届け、使用期間を確保する:使用感を伝えてもらうため、試す時間を十分にとります。
  5. 投稿前に内容を確認する:表現と広告表示を確認し、修正があれば依頼します。
  6. 投稿後に結果を集計する:目的に合わせた指標で振り返り、次の人選に活かします。

依頼の進め方は「インフルエンサーへの依頼方法」、投稿の二次利用などの取り決めは「インフルエンサーとの契約の注意点」も参考にしてください。

効果の測り方

コスメはECサイトや店頭など購入場所が分かれるため、効果の測り方を事前に決めておきます。

  • インフルエンサーごとの専用URL:ECサイトへの流入と購入を、投稿ごとに分けて計測できます
  • クーポンコード:店頭や別の販売サイトでも、どの投稿経由かを把握しやすくなります
  • 保存数・コメントの内容:色味や使い方への質問が多い投稿は、関心の高さを示します
  • 投稿の二次利用後の反応:許諾を得て広告やECページに使った場合の反応も比べます

投稿をきっかけに生まれた一般ユーザーの投稿を活用する方法は「UGCの集め方と活用法」で紹介しています。

New DeckのINFULLでできること

株式会社New Deckの「INFULL」は、インフルエンサーのキャスティングから投稿管理、効果測定までを一括で代行するサービスです。

  • フォロワー1万人のマイクロインフルエンサーから、100万人超のメガインフルエンサーまでの独自ネットワーク
  • Instagram・TikTokに対応
  • 候補リストをクライアント様に確認いただいたうえで最終決定
  • 単発のご依頼にも対応し、継続の場合は月次契約
  • 平均ROI239%、自社運用比でCVR2〜3倍の改善実績、継続率98%
  • 最短1週間でキャンペーンを開始

コスメブランドの施策を任せたい場合は、INFULLのサービスページをご覧ください。

まとめ:コスメは「近い人のリアルな使用感」を届ける

コスメのインフルエンサー施策では、フォロワー数より、肌質・年代・メイクの好みがターゲットに近い人を選ぶことが成果につながります。目的に合わせて企画とSNSを選び、化粧品の表現のルールと広告表示を依頼前に共有し、投稿前の確認と効果の計測まで流れを決めておきましょう。

よくある質問

コスメのインフルエンサーはどう選べばよいですか?

フォロワー数よりも、肌質や肌の悩み、年代、普段のメイクの系統がターゲットと近いかを優先して選びます。あわせて、レビューの具体性やPR投稿の頻度、コメントでの質問の多さも確認すると判断しやすくなります。

コスメのPR投稿で使ってはいけない表現はありますか?

化粧品として表現できる効果の範囲は薬機法などで決まっており、治療や身体の変化を断定する表現は認められない可能性があります。依頼前に表現のルールを共有し、判断に迷う場合は公的機関の情報や専門家に確認しましょう。

コスメの施策にはどのSNSが向いていますか?

色味や質感を見せるならInstagram、メイクの手順を見せるならTikTok、じっくり比較するならYouTubeが向いています。目的とターゲットがよく使うSNSに合わせて選びます。

新商品の発売時はどんな依頼の仕方がよいですか?

発売に合わせて投稿時期をそろえると、短期間に話題を集めやすくなります。影響力の大きい人と、条件の異なる複数のマイクロインフルエンサーを組み合わせる方法もあります。

コスメのインフルエンサー施策の効果はどう測りますか?

インフルエンサーごとの専用URLやクーポンコードで流入と購入を分けて計測します。あわせて保存数やコメントの内容も見ると、関心の高さを判断できます。

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